京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

どんなこと

遠藤

雛人形を飾って…

2012年2月13日(月)

先日、我が家に雛人形が届きました。

そこで、さっそく飾ってみました。
私は、男兄弟しかいませんので、雛人形を触るのは初めてで、
ドキドキしました。
 
(全国的にはお雛様とお内裏様の並べ方は、イラストのように並べることが多いようですが、京都は左右反対なんですね。初めて知りました。) 
 
 
 
 
飾って一息ついて、ふと思いました。
今は、こうやって、飾ることに不便は感じませんが、
自分が片麻痺などになったら、どうだろうって。
片麻痺だったら、烏帽子の紐は結ぶの難しいなあ、どうするかな?
 
こうやって飾ることも、娘にしてあげることができる親の仕事だって気がしたのですが、
それをしてあげられなくなったら、悲しい気がします。
私たちは、リハビリを提供する時には、目標を設定します。
入院中の一番重要な目標は、退院後に生活できるって事です。
生活っていうとどうしても、食べる、着替える、歩くなど
いわゆる日常生活動作がどうだって事が話題になるのですが、
雛人形を飾ったり、片付けたりできるかどうか?っていうのは話題になりません。
 
リハビリの訓練プログラムには、筋力トレーニングや、生活動作の反復訓練もありますが、
いろんな事をするっていう訓練や、普段は生活でそこまでしないよって動作の訓練もあります。
それは、話題には上がってなかったけれど、
ちょっと思いついた事を「することができ無い」っていう悲しみを減らして、
小さな幸せをこれからも感じて欲しいっていう目標からしている側面もあるんです。
 
私たちが目指す生活ができるっていうのは、
障害はあるけれど困らないって事と、
障害があってもやろうと思えばいろいろできるって状態を目指しています。
 
     ちなみに、片麻痺になったらですが、
     きっと妻が飾ってくれると思います。
     しかし、自分しか雛人形を飾ってあげる人がいなかったら、
     誰かに一度烏帽子をつけてもらって、それ以降は、
     烏帽子をつけたまま片付けておける箱を探して、とりあえず解決するかな?
     その間にいざという時のために片手で紐結びの練習ですね。

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