京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

こんなこと

遠藤

無理って、無理?

2013年4月16日(火)

あきらめが肝心です。って言葉がありますね。
どんなに頑張っても無理な時はあります。

 

でも、頑張らずに無理かどうかは分かりません。
また、頑張り方で結果は変わったりします。

 

中には、する前から、無理です。って言う事があります。
不安だとか、やりたくないってのもあるのでしょうが、その根拠は、経験だったりします。

 

なので、経験を覆す方法が思いつくと、無理な根拠もなくなりますので、やってみる気になります。
これが、「懲りない人」と思われる時の私の行動パターンではないかと思います。

 

無理って言う人に「もう一度やってみろ!」では、してもらえません。
できない理由を聞いて、その理由の根拠をなくしてあげなくてはなりません。
人間はどうしてもつい、いつもの方法になってしまいます。
どんなに真面目で一生懸命な人でも、
違う方法は気付くのも難しいし、実行はさらに難しいです。
そのお手伝いが、必要な事が多々あります。

 

私たちリハビリスタッフのする動作の学習も同じです。
例えば、身体の力や動きを見る限り歩けそうなのに、
本気で歩けないって言う人が居たら、「もう一度やってみて!」と言っても歩けません。

 

歩けない理由を聞いて、歩こうとした様子を見せてもらって、それから、
こうしてみて、ああしてみて、その上で、こうやってっと、すると歩けたりします。
でも、もう一回すると、またできたり、できなかったりします。HL07_03

 

一回では癖は治りませんし、不安や恐怖も除けません。
でも、成功すると、癖を直す努力がしやすくなりますし、不安や恐怖も見えてきた可能性でやわらぎます。
何度も成功するうちに成功する癖が身につき、不安や恐怖はどこ吹く風になります。

 

そして、こういう時の指導は、ゆっくり丁寧にもできますが、
あえて大胆に、軽く、速くするほうが、相手も不安がる暇がなく、指示の言葉だけに従い易く、成功しやすい時も多い気がします。
あれこれ考えると考えるほど難しく、指導された事に集中できることが行動変化の一つのきっかけだと思います。
だまされたと思って、素直に指導を受け入れること、それが大事です。
そして、その気にさせる事が私たちの仕事でもあります。

さあ、今日は誰がだまされているのでしょうか?

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