京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

へんなこと

橋本

恩師の言葉 その1

2012年5月30日(水)

速報!!

本日グループ老人保健施設「雅の郷」にて「京都地検の女」ロケがあります。見学は無理ですけど、後日放送日が決まればまたお知らせします。

 

今からちょうど30年前、理学療法の学生になったばかりの頃、確かリハビリテーションの総論か概論の講義だったと思うのですが、M先生がこう言いました。

「巷の病院ではリハビリテーションをやって歩けるようになったけど、立ち上がれない患者が沢山いる」

教室は笑いに包まれたのですが、学生といえども成り立てで、考え方は一般の人たちとなんら変わらない私たちにはその異常さは理解できました。何故歩けるのに立てないのか?(似たような話で、立ち上がれるし歩けるけど、寝返りができないという笑い話もあります。笑い話といっても実話ですが)

最近は学業?が進むにつれ、それをおかしいと思うセラピストは減っていくようで、卒業時にはかなりのセラピストが歩けても立ち上がれないことに何にも感じなくなるようです。

 

小難しい理屈を捏ね回して、歩けても立てない理由を説明するセラピストもいますが、そういうケースのほとんどの場合患者さんが「立てない」のではなく、セラピストが患者さんを「立たせられない」のだと私は理解しています。

それも基本的な知識がもともとない事と、その基本的な知識の必要性を認識していないからです。

 

さて立ち上がる、歩く動作を主に担当するのは理学療法士ですが、英語で理学療法はphysical therapy、理学療法士はphysical therapist(PT)となります。理学療法士の皆さんは自分のことをPTと言いますが、最近の理学療法士の方々で、自らの職業をphysical therapistとちゃんと書ける人は半分もいません(うそだと思う方は私の病院まで一度お越しを。その証拠をお見せします。ただし実際に何を見たのかは一切他言無用に願います)。

これは恩師のN先生の言葉ですが「physical はこの場合、身体でも理学でもない。○○という意味だ」理学療法士でphysical を正しく理解している人は少ないのです(私は影でナンチャッテPTと呼んでます)。

 

理学療法physical therapyのphysicalを正しく理解できていないナンチャッテPTがいるから、歩けるけど立てない患者さんが存在している可能性が大なんです。

 

今現在患者さんで理学療法を受けておられる方やそのご家族の方は、担当の理学療法士に聞いてみてはいかがでしょうか。「physical therapistのphysicalってどんな意味ですか?」

ちゃんと「○○」と答えられたからと言ってそれは当たり前のことで特筆すべき事は何もなしですが、答えられなかったり「身体」とか「理学」とか言い出すようだったら、ナンチャッテPTじゃないかと疑ってみるべきかも知れません。

 

physical =○○については、お調べください(ネット辞書にコピペすれば一発です)。このページは学生さんが見ている可能性も非常に大きく、学生に安易に教える風潮はナンチャッテセラピストの量産に繋がります。ご理解ください。

次回私のブログは6/4です。

 

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