京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

そんなこと

遠藤

受け入れられていますか?

2012年5月13日(日)

色々な場面で認知症の方と接している人たちを見ていると、

看護スタッフ、介護スタッフ、リハスタッフ、

ご家族、お見舞いの方…、誰にでも当てはまるように思う事があります。

 

認知症の方に、

いつのまにか受け入れられる方と、

いつまでたっても受け入れられない方が

いらっしゃいます。

 

これは、

別に丁寧だったから、頑張ったからって

受け入れられるとは限っていませんでした。

 

受け入れられたのは、

認知症の方と対等に関わっていた人

 

受け入れられなかったのは、

認知症の方にしてあげている感がでている人

 

どちらも、まじめに相手の事を考えていたのですが、

そして、どちらかというと、受け入れられた人の方が、

会話を文字に起こすと、相手にあまり敬意が感じられない事もあります。

逆に、してあげている感がでている人は、文字に起こしても、

比較的失礼のない敬語を使っています。

そして、本人たちの相手を思う気持ちには、差がなかったりします。

でも、表情や声、言動の些細な雰囲気でそんな風な差が生まれたようです。

 

人間は感情があります。

自分がどう思われているのかを感じ取ったら、もう無視できません。

この人に…

お荷物と思われているのか?

どうでも良いと思われているのか?

必要と思われているのか?

自分勝手に解釈します。

 

人と接するってことは、相手がどう解釈するかが大事なんですね。

どんなに誠心誠意で関わってもそれが感じられるものが、

伝わらなければ、そうではない事になりますし、

逆に、不真面目でやる気なしと写っているかも知れません。

 

中には言葉の理解が難しい方もいらっしゃいます。

そうなると、こちらが発した言葉は雰囲気しか伝えません。

 

ちゃんとした気持ちが伝わる関わり方が、大事です。

そして、「してあげる」、「伝える」ではなく、

「協力する」、「伝わる」だと思います。

 

「してあげる」を「させていただく」と置き換えましょうとおっしゃる方もあると思います。

「させていただく」は、ちょっと形式ばって、雰囲気が「してあげる」に逆転しやすい気がします。

肩肘張らず、「相互に手伝い合ってこれから〇〇するんだ」っていう「協力する」ぐらいの気持ちが良いのかなって思っています。

 

自分が「何をしたか」よりも、

相手が「感じた事・できた事」を大事にしたいですね。

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