京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

どんなこと

橋本

新年明けましておめでとうございます。

2014年1月01日(水)

新年です。
昨年同様本年も大原記念病院グループをよろしくお願いいたします。
元日ですが、昨年に引き続き今年も出勤しています。
 
今年も私たちは
1、(患者さんの)自立
2、(ご家族の)介護負担軽減
3、安心の提供
を目的にリハビリテーションサービスを提供してまいります。
 

昨年は1/2のブログで映画「荒野の決闘」のことをちょっと書きました。
今年は午年に因んでやはりジョン・フォードの「騎兵隊」か「黄色いリボン」の事でも書こうかと思いましたが(ただ単に西部劇が好きなだけ)、後日に譲ります。
 
一昨日「箱入り息子の恋」という映画を自宅で見ました(元々ハリウッド調のアクションバリバリの映画が好きなんですが、最近見るのがしんどくなってきました)。
30代半ばにして実家暮らし、定時退勤の公務員、貯金が趣味で休みの日は自室でゲーム三昧の恋愛経験ゼロの男性と20代半ばで同じく実家暮らし、趣味がピアノの目が不自由な社長令嬢の恋愛の話です。
タイトルに箱入り息子とありますが、彼は単に「オタク」なだけで、真に箱入りなのは女性のほうでしょう。
目が不自由で職に就かず(就けず?)実家暮らしなのは致し方ないとしても、両親が揃って彼女を箱入りにしてしまっている面を、後半まで白い杖を使わないことで映画では表現しています。
白い杖を使わないということは、一人では外出しない、させないということを意味しています。
 
彼女の両親は順番から行っても、自分たちが死ぬのが先だし、その後の娘の面倒を見てくれる夫を早いところ探すのが一番、と考えているようです。
 
これは間違いです。
 
大事なことは彼女が一人になっても生きていけるように、自立の道、自活の道を確立する事だと思いますが、彼女の両親は夫をあてがう事で解決しようとします。
家族がいるということは一つの安心ではありますが、彼女の両親自身が危惧するようにいなくなればどうするのか、という不安が常に付きまといます。
彼女は結婚できても、夫とうまく行くとは限らず、うまく行ったとしても、夫に先立たれるかも知れず、そうなった場合彼女がすぐさま途方にくれる事になるのは自明です。
 

映画だけの話ではありません。現実的に障害を持った人が生活していくという問題の解決策として、「家族」を唯一とする人は意外にも多いのです。
 
「家族」を解決策とするのが悪いわけではありません。「家族」しか検討しなかったのか(劇中の両親はこれにあたります)、「家族」も含めて検討したのか、他に解決策はなかったのかということです。
 
いずれにせよ、家族の誰かが面倒を見るということは場合によっては、その誰かに過大な責任と負担を強いる事になるということです。
 
私どものグループにおけるリハビリテーションの目的の第一を「自立」においています。障害を持ちながら自立するのはなかなか難しく、実際には家族の方を含め多くの人たちの手を借りねばならないことのほうが多いのは事実ですが、安易に家族がいるからと考えないように心がけたいです。
 
映画自体はそんな重苦しいものではなくコメディタッチですので、興味ある方は気軽に楽しんでみていただければと思います。
 

次回私のブログは1/7です。午の話が出来ればなぁと思っています。
 
追記:今年は曇っていて初日の出の撮影は無理でした…

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